長い年月とたくさんの人によって
クスリが誕生するには、10年以上かかります。
研究、試験、資料提出、承認審査を経てようやくクスリと認められるのです。
そしてクスリが誕生するために欠かせないもの…それは「治験」。
きちんと効き目があるか、安心して使えるか証明するために、ボランティアの人たちの協力によって試験をするのです。
一つのクスリを作るために、長い年月とたくさんの人の協力が必要なんですね。
「治験」という言葉は知りませんでしたが、開発されたクスリを試す人達がいるということは知っていました。
治験の実験において設立されたのが「インクロム」。
治験ボランティアが安心できる環境づくりをめざし、糖尿病を含む生活習慣病のクスリの開発を進めています。
この「インクロム」のサイトを見る前の治験のイメージは、デメリットはあってもメリットはないんじゃないかと思っていました。
新しいクスリを試すことよって、体に悪影響が出たら怖い…、どうしてもそれが頭にありました。
でもサイトを見てみて、メリットも結構あるんだということが分かりました。
例えば、今までのクスリにはない効果を期待できる、専門医による精密な検査・診察が受けられ、その病気についての詳しい説明も行われるので、自分のからだの状態や症状が詳しく分かる。
費用はかからないので、無料で自分のからだの状態を知ることができるんですね。
実際、自分のからだの状態が分かってよかったという声もあるようですし。
デメリットは私が心配している副作用の可能性があること。
十分な安全性の基に行われますが、もしも副作用が生じた場合は、適切な治療、補償が受けられるそうです。
後はクスリの効果や安全性を確認するために、一般的な治療と比べて、来院回数や検査が多くなることがあること、特定の病院で行われるので通院に時間がかかることなど。
それから守らなければならないルールがあったり、運動や食事が制限されるなど不便なことがあります。
このへんは仕方ないですね。
でも自分が関わったクスリが世に出た時には、自分もこのクスリが誕生するのに貢献できたんだなという気持ちになりますよね。
そういう貴重な経験もできるんだなと思いました。
クスリは本当にたくさんの種類がありますが、そのひとつひとつにたくさんの思いがつまっているんですね。
これからは感謝してクスリを使いたいと思います。
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